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自然散策が楽しくなる! コケ図鑑
¥1,760
お寺の境内や庭園の隅、裏路地などでちょっと足を止めるとそこにある、コケたちの世界。 その小さな世界を大きな写真で紹介する、サッと持ち運べるハンディサイズの図鑑です。 コケ植物は世界に約20,000種、日本に約2,000種が現在知られており、低地から高山の岩場まで、いたるところに生育しています。 本書では、これらの中から身近な街中や田畑、里山、低地の常緑樹林、落葉樹林に比較的よく見られるコケを中心に約430種を紹介します。 長年コケ植物の研究を続けてきた専門家ふたりが、これまで培ってきた経験にもとづき、それぞれの種がどこにどんなふうに生育しているのかという広い視点から、葉や茎、蒴(草木の花に当たるもの)の小さな特徴まで、多数の写真とともに解説します。 さらに、顕微鏡写真も多く紹介しておりますので、いつもとは違う側面からのコケ植物の姿をご覧いただけます。 基礎データはもちろん、名前の由来や文化的なエピソードなど楽しいコラムも充実しています。 日々の散歩や行楽、ちょっとした外出が楽しくなる1冊です。 目次 コケのある風景 コケ植物の世界へようこそ コケ植物の基本知識 コケ植物と間違えやすい植物・菌類 用語解説 コケ植物を探しに出かけましょう 本書の構成と使い方 セン類 タイ類 ツノゴケ類 古木 達郎著 木口 博史著 256ページ 出版社 池田書店
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固有種が教えてくれること 北海道・本州・四国・九州にすむ固有種
¥3,080
特定の国や地域にしか生息していない生き物を固有種といいます。 日本だけにすんでいる固有種もたくさんいます。日本に固有種が多い理由や、固有種を取りまく自然環境、それぞれの固有種の生態などを紹介するシリーズ。 ニホンザル、ムササビ、ニホンカモシカ、ニホンノウサギ、ヤマドリ、アオダイショウ、ニホントカゲ、ゲンジボタルなど、身近な生きものにも固有種がいます。 北海道、本州、四国、九州にすむ固有種の特徴と生態を紹介。 ◆ほ乳類:ニホンザル/ニホンノウサギ/ムササビ/ヤマネ/ニホンイタチ/ニホンカモシカ ほか ◆魚類とエビ・カニ:ヤマトイワナ/シシャモ/カワヨシノボリ/サワガニ ほか ◆両生類・は虫類:ニホンイシガメ/オオサンショウウオ/ニホンヒキガエル/アカハライモリ/ニホントカゲ ほか ◆昆虫と小さい生きもの:ギフチョウ/ニホンミツバチ/ムカシトンボ/ゲンジボタル ほか 【コラム】 ◆絶滅した固有種 ニホンオオカミとニホンカワウソ ◆琵琶湖とその水系の固有種 ◆日本固有ではない国の天然記念物 ◆「ジャパニーズ・ビートル」マメコガネ 監修 今泉 忠明 40ページ 出版社 金の星社
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北海道小清水「オホーツクの村」ものがたり 児童書
¥1,870
人工林を原始の森へ 40年の活動誌 “キタキツネの獣医”が、1978年に農民たちと始めた、自然環境保全活動。 100年の森をつくる――自然と人とのかかわりを問う。 著者の竹田津実さんは「キタキツネの獣医さん」として知られる獣医師・写真家・文筆家です。 今から40年前の1978年に始め、自身も参加した自然の保護・創成、ナショナル・トラスト運動「オホーツクの村」の活動をこの本にまとめました。 1978年「小清水自然と語る会」を結成し、17年程の森を「オホーツクの村」と名付けてナショナル・トラスト運動を開始しました。 人工林を原始の森にという80年、100年計画の運動が始まりました。以来40年、自然度を増した森へと変遷してゆきました。そこには、人の手、自然の力、理念・理想と現実、社会の仕組みと農業者・開拓者の忍耐強さなど、さまざまな「ものがたり」があります。 竹田津 実 縦188 × 横130 × 厚さ16 221ページ 平凡社 新しい本
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ブナの森を探検しよう! さぐろう、四季と生物多様性
¥3,300
世界自然遺産になった白神山地に代表されるブナの森は、東日本を中心に日本列島に広く分布しています。四季に応じて変わっていくそのすがたと、多くの生き物たちに恵みをもたらし生物多様性をささえるそのしくみを、著者が撮りためた多くの写真とともに紹介。 ブナの森では、ブナの木を中心にいろいろな生き物がつながりあってくらしています。 自然豊かなブナの森の四季をたずねて、そのなぞをさぐってみましょう。 [第1章]ブナの森の四季……春:雪解けの季節/夏:森の天井は緑のステンドグラス/秋:錦繍の季節/冬:しんしんと降る雪につつまれて [第2章]ブナの森にくらす生き物たち……ブナの森の木のすみわけと森の構造/春のブナの森にさく草花/春植物と昆虫の関係/おくれてさきはじめる草花/樹木にさく花たち/ブナの森をにぎわす昆虫/森の渓流や湿地の生き物/森は野鳥の音楽堂/日本固有のほ乳類もくらすブナの森 他 [第3章]ブナの木の成長と森の変化……ブナの花の受粉から実が熟すまで/ブナの実の豊作と不作/いつまでもブナの森がつづくのは?/コラム:ブナと人とのつきあい 著者 瀬川強 縦285 × 横220 × 厚さ15mm 64ページ PHP研究所
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特装版 自選随筆集 野の果て 志村ふくみ
¥40,700
SOLD OUT
言葉の織物 三つの柱が紡ぐ人生の物語 志村ふくみの世界へ 染織家であり随筆家の志村ふくみさんが厳選した心に響く言葉たち。 私、仕事、思想の三つの柱で構成され、読み応え抜群の決定版となっています。 さらに特装版では、ご自身のデザインによる美しい裂を纏った特別な装丁が、手に取る喜びを一層引き立てます。 書物と工芸の融合を体感しながら、志村ふくみさんの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。 限定200部 落款、ナンバリング入り ブックデザイン 葛西薫/製作 篠原紙工 著者 志村ふくみ 342ページ 岩波書店
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新装版 母と子の織りの楽しみ イラストで見てわかるはじめての機織り 志村ふくみ
¥2,200
〜なぜ、ひとはガラス絵や、貝殻や、玉をみるように織物をみようとしないのだろう〜 染織家・志村ふくみ、洋子母娘から織物を学ぶ。 機織り初心者を対象に、卓上手織り機の使い方をわかりやすいイラストで解説しています。 さらに、志村ふくみさんの詩や作品の写真も掲載され、その深い世界観に触れることができるのも、 この本の魅力のひとつに。 1993年に初版発売され、長年愛されてきた『母と子の織りの楽しみ』が、 工房でのワークショップの記事を加え、新装版として装いを新たに刊行しました。 自然からいただいた色の美しさや不思議をぜひ感じとってください。 著・文・その他 志村ふくみ、志村洋子 ページ120 縦208 × 横148 × 厚さ16mm 美術出版社
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子どものための防災BOOK 72時間生きぬくための101の方法 児童書
¥3,850
「災害が起こったとき、そばに子どもたちを守ってくれる人がいるとは限りません。 子どもたち自身が自分の命を守るため、自分で考えて判断できるように、不安を安心に変える101の方法を伝えます。 科学にもとづいた防災の知恵と心構えを子どもの目線でわかりやすく解説。 巻末に全国のおもな防災体験学習施設のリストを掲載、子どもたちが出かけて行って実際に体験することを願っています。」 夏緑 著/たかおかゆみこ 絵/國森康弘 写真 26.3×18.8cm 88ページ 童心社 ⭐︎新しい本
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ルドルフ・シュタイナーの黒板絵
¥5,280
シュタイナー教育で使われる黒板絵の作品集 遺された黒板絵で辿る、シュタイナーの思想 カンディンスキー、クレー、ヨーゼフ・ボイスらを触発した美しい素描はアート作品集としてもご覧になれます。 2013年にヴェネチア・ビエンナーレで発見された本邦初公開の黒板絵100点を収録しています。 ワタリウム美術館展覧会公式図録 著者:ワタリウム美術館(監修) 高橋 巌(翻訳) 縦298 × 横226 × 厚さ24 mm 159ページ 出版社 日東書院本社
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虫のしわざ図鑑
¥2,200
自然観察をしているとヘンなモノを見かけます。 葉っぱについたへンな穴や模様、泥だんごなどいろいろあります。その多くは「虫のしわざ」で、食べあとや巣、フンなどさまざまです。「しわざ」を見つけてその正体を探ると、虫たちの生きる知恵がわかり、自然観察がより楽しくなります。 「虫のしわざ」調べに欠かせない画期的な図鑑です。 著・文・写真 新開 孝 160ページ 縦208 × 横184 × 厚さ14mm 少年写真新聞社 新しい本
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Savoir&Faire 土 書籍
¥2,970
本書では、食を支える農業における土、陶磁器といった土との身近な接点についてはもちろん、現代美術におけるさまざまな土のあり方、果ては民俗学からひもとかれる日本と土のかかわり、工業化された世界におけるセラミックの貢献まで、身近な素材のひとつである土が持つ可能性について探求する内容となっています。 アーティストや写真家の眼差しが魅力のポートフォリオとあわせてお愉しみください。 日本語版に寄せて……オリヴィエ・フルニエ 土とやきもの……ユーグ・ジャケ 黒い土と赤い土……赤坂憲雄 Ⅰ 土と生きる 土壌の豊かさと持続可能な農業における粘土の役割……リディア&クロード・ブルギニョン 生の土の建築──その様々な起源から今日まで……ティエリ・ジョフロワ 土と左官から見た日本の建築史……多田君枝 工業用セラミック分野での主な進歩……アンヌ・ルリッシュ ポートフォリオ《日本典型》……柴田敏雄 Ⅱ 土とつくる 技術、欲望、分類、恐怖──土と向き合う現代日本のアート……バート・ウィンザー=タマキ コンテンポラリー・アートにおける土……ジル・A・ティベルギアン ミケル・バルセロ──地形図 アトリエ訪問……ユーグ・ジャケ 土と手を合わせる……カネ利陶料 ポートフォリオ《土と身体》 Ⅲ 土と動く、土は動かす 釉薬……ジャン・ジレル 西洋陶磁略史──そのいくつかの起源から18世紀末まで……クリスティーヌ・ジェルマン=ドナ アドリアン・デュブシェ国立磁器美術館コレクションでたどる磁器の歴史……セリーヌ・ポール 技術と継承──海を越えて産地になるまで……三川内焼 ポートフォリオ《記憶のかけら》……小川待子、高橋マナミ 日本語版あとがき……説田礼子 写真・図版クレジット 著者 エルメス財団 編 406ページ
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月と農業 中南米農民の有機農法と暮らしの技術 ガーデニング 書籍
¥3,300
果樹の接ぎ木は満月に向かうときに、根菜の播種は新月に向かう時期に…。月に導かれ豊かに生きる中南米農民の伝統的農法と暮らし方の知恵を素朴な絵で紹介。ラテンアメリカのおもしろ農業! 有機農業の知恵満載 著者 ハイロ・レストレポ・リベラ 出版社 農山漁村文化協会(農文協) 176ページ
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フィールドガイド 増補改訂版 日本のチョウ
¥1,980
日本産全種がフィールド写真で検索可能 本書は、2012年に刊行された『日本のチョウ』の改訂増補版です。 新しく分類されたチョウなど5種を追加し、 日本に生息するチョウ全種と外来種の合計268種を網羅しました。 すべてのチョウをフィールドで撮影した生態写真で紹介しています。 環境省の最新のレッドリストの情報を反映し、種の保存法の指定種や都道府県条例の指定種の増補を行いました。 また、チョウを区別するための観察ポイントなどを補強しました。 持ち運びやすく観察に便利な一冊です。 ■目次 本書の使い方 用語解説 チョウの各部位名称 チョウのグループとその特徴 チョウの生息環境 本州~九州で身近なチョウ30種 北海道で身近なチョウ15種 沖縄県で身近なチョウ15種 検索表 【種別解説】 アゲハチョウ科 シロチョウ科 シジミチョウ科 タテハチョウ科 セセリチョウ科 外来種 チョウと混同しやすいガの仲間 オスとメスの識別(形態/行動) ミドリシジミ類の活動時間 チョウに会いにゆこう チョウの写真を撮ってみよう チョウの舞う自然をいつまでも 編集者名 日本チョウ類保全協会 縦205mm×横122mm 344ページ 誠文堂新光社
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ビアトリクス・ポターが愛した庭とその人生 ガーデニング 自然絵本 書籍
¥2,750
愛らしい挿絵と庭の美しい写真も豊富に掲載! ガーデニングの視点でながめるピーターラビットの世界。 ピーターラビットの作者として知られるビアトリクス・ポター。 彼女のおはなしの中で動物とともに登場する植物たちは、 生き生きととてもリアルに描かれています。 ポターは執筆活動のかたわら、庭づくりにいそしみ、みずから畑で花々や野菜を育てました。 挿絵に描かれた植物や庭の風景は、実際に彼女の身のまわりにあったものなのです。 本書では、まず第Ⅰ部でポターの人生をたどりながら、 そこに園芸がいかに大きくかかわっていたのかを紹介。 第Ⅱ部では、ポターが実際にどんな庭づくりをしていたのかを、 四季をとおして美しい写真や愛らしい挿絵とともに眺めます。 第Ⅲ部では、現在訪れることのできる、 ロンドンおよび湖水地方にあるポターゆかりの各地をご案内します。 作品のほか本人の日記や手紙などを手がかりに、 著者のマルタ・マクドウェルが現役の園芸家ならではの視点で、 ポターの絵のなかにひそむ楽しい発見を伝えてくれます。 花々に囲まれた動物たちの挿絵や、現在の庭や村の風景をうつした写真が満載、 読んでも眺めても楽しい1冊です。 マルタ・マクドウェル 著 宮木陽子 訳 324ページ 西村書店 ⭐︎新しい本