日本野鳥の会について
商品の売上は野鳥たちの保護活動に役立てられます。
日本野鳥の会は、「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に活動する自然保護団体です。
シマフクロウやタンチョウなど絶滅危惧種保護や、 野鳥生息地の保全それに伴う調査や研究に取り組んでいます。
土地の買取りや協定により全国に「野鳥保護区」を設置していますが、 その土地は3,900ha以上におよびます。
たとえばこんな活動をしています〜シマフクロウの保護~
シマフクロウは翼を広げると180cmにもなる世界最大級のフクロウです。
国内では北海道の一部の森に生息していますが、 森林伐採や河川改修などで繁殖や採餌環境が失われたため、 現在は70つがい160羽ほどしか生息していません。
日本野鳥の会ではシマフクロウの生息地を保護区にして守るとともに、 巣箱の設置や給餌、植樹などを行い、個体数を増やすべく活動をしています。
絶滅危惧種の保護
野鳥は生態系の上位を占める種が多く、自然環境の良好さを示すバロメーターです。 多くの野鳥が生息し、多様な生き物が暮らしていくには、多様な環境と、 その環境が守られていることが重要です。
野鳥と人が共にくらせる生物多様性に富んだ自然環境の保全を第一に考え、生息地の保全や法制度を改善するための働きかけなど、自然を守る活動を行なっています。
私たちの社会と野鳥との共生
私たち人間が求めている便利な暮らしと経済活動が 生物多様性を消失させ、自然環境に大きな影響を与えています。
自然エネルギーの推進と生物多様性の保全の両立は大きな課題となっています。
海洋プラスチックごみは、海鳥をはじめ、多くの海洋生物に影響を与えています。
また、カラスやカワウなどの野鳥と人との軋轢も発生しています。
IBA重要野鳥生息地の保全
野鳥の減少要因の一つとなっている生息環境の消失や悪化を防ぐため、 重要野鳥生息地(Important Bird and Biodiversity Areas)を選定し、 その法的な保護指定の強化やモニタリングを行い保全に取り組んでいます。